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競争の戦略 感想

競争の戦略

M.E.ポーター 著  土岐 坤  服部 照夫  中辻 万治  訳

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競争の戦略

部分的にしか読んでませんが、

めさくさ古い本なのに、勉強になる。 というより予言的な内容に驚きです。

著者は以前から世の中の問題の本質を理解していたのでしょうね。

若しくは今の現状を論じている方の中にこの本を読んでいる人がいて、記事に影響が出てるということもあるのでしょうか?

 

世界を感じ取るピースとしては非常に優秀な本だと思います。

この本を読んだあとに新聞等を読むと「なるほど!感」が増します。(錯覚?(;゚Д゚))

 

このようにベタ褒めしてますが、

第一印象が「時代遅れとかでなく文章が理解できない本」だったというのは内緒です。(^x^)

 

第一業種の会社では、経営者にとって撤退とは職を失うことである。だから、個人的に見れば、きわめて不愉快な結末をもたらすものととられよう。つまり、
誇りが傷つき、降伏の汚名をかぶる。
長年抱いてきた事業との一体感をうしなう。
事業に失敗したとおおやけに認めることになり、転職の機会が減る。

 

これは、経営者のインセンティブですね。

結果を出せない経営者の汚名」とどっちをとるかって選択肢に思えますが、決断を先送りしちゃうんでしょうねー。

ソ○ーさんとかを見てると、妄想ですが内情はこんな感じなのかな、と思わされます。

 

かつ、組織の中に赤字体質を容認する仕組みというのがあると大変でしょうね。

くだらないこだわり」と引き換えに会社に損をさせる事が出来る社員が多かったらもうおしまいだと思います。

 

先日、妹にデジカメを買ったのですが。 それは本当にとてもいい製品で心の底からオススメしました。

しかし、その他のソ○ー製品の多くからは『これ、掴まされるんじゃない!?感』が漂っている気がしました。

便利そう。(´∀`*) よりも なんか囲い込まれそうでコワイ!( ゚Å゚;) という思いが先行してしまいます。


それでも、個人的な見立てでは「組織は一度死ぬか、死にかければ変革する機会がある」と思っているので

もう、だらだらと生きてないで、早いうちに一度きっちり終わりにして、新しく始めたらいいと思います。

今がいい機会だと思います。( ゚∀゚)

 

とかとか、最近の赤字額が目立っているのでさんを槍玉にあげてしまいましたが

むしろ、ソ○ーさんはまだマシだと思ってます。全然マシ。

本当にやり直したらいいのになぁ。って組織はいっぱいあって

公的資金注入とかの記事見ても『だらだら生きてても体質が変わらないと意味ないんじゃないかなぁ』と思ってます。

とか愚痴ってみたりして。

 

ゾンビ企業の経営者の方は新生するか、若しくは自浄作用を付ける手段を本気で探して欲しいですね。

そして、本気で探すにはこの本はいい教材だと思います。

 

この本は経営者のインセンティブ集と言ってもいいかもしれません。

自分と重なるところのある失敗戦略があるかもしれません。

 

新生するなら体力のあるうちに。

生まれ変わるなら生きてるうちに。


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